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「流れ」はある?

 しかしあれだな。「流れ」があるかないかの論議ってのはアチコチでやられてるんだな。別にどっちでも良いんじゃないかな~。それで結果が残せてるんなら。そもそも『流れ派』『デジタル派』の定義って何なんだろう?『デジタル派=牌効率打法』で、『流れ派』は「対子場」とか「ツモれない流れ」とか言い出したらそうなる・・・で良いの?(『牌流定石』て何処いったんだろう?)

 
 オーラス 4巡目 親 10000点差のアガリトップ。ドラなし。
 ドラ 字牌 (2着目は1000点の首切れ、3着とは3万点以上の開き)
二索三索三索四索四索五索赤八索八索二筒三筒三筒五筒七筒 ツモ 二索 

 これって「デジタル派」と「流れ派」で切る牌って変わるのかな?ちなみに私はノータイム…いや、違うな、3秒ほどで打五索赤 にしました。
 

 最初の定義だと、私は「デジタル派」にも「流れ派」にもあてはまってしまうんだが・・・。
 基本的には「牌効率」を重視するが、「立直してもツモれる気がしない」という時もある。逆に「聴牌効率」を最重視しないからデジタルにも当てはまらないし、「流れ」なんて目に見えないものを頼りにするなんてのも論外。これって『俺流』『我流』てことで良いのか?
CASE1
一筒二筒三筒七筒八筒二索三索三索四索四索五索七索八索 ツモ 二筒
CASE2
二筒二筒三筒六筒六筒七筒八筒二索三索四索五索六索七索 ツモ 七索
 デジ派はCASE1 打二筒 で、CASE2 打三筒 で良いんだよね(違ってたら教えて!!)。

 全然間違ってないと思うけど、私は違う牌を切るんです。
まあCASE1は意外と浸透しつつあるからさておき、CASE2についてちょっと検討してみましょう。
場況を全くかんがみない場合なら、打 六筒七索三筒 が正解です。
 この論法は「聴牌効率」より「立直効率」を考えた場合、こういう結果を導き出すことが出来るんです。では実際に下記で検証してみましょう。

<CASE2 検証>
二筒二筒三筒六筒六筒七筒八筒二索三索四索五索六索七索 ツモ 七索
三筒
・聴牌効率:14種45牌(2456789筒1456789索)
立直効率: 7種20牌(2567筒678索)
七索
・聴牌効率: 9種29牌(123456789筒)
立直効率: 7種23牌(1245679筒)
六筒
・聴牌効率:12種40牌(12345筒1456789索)
立直効率: 9種29牌(1234筒14678索)

 
ちなみに和了度数で言えば六筒三筒七索 のような気がする。3筒きりには変則3面・4面待ちがあるからね(反面、1・3・4筒の11枚待ちがなくなりはする)。
 以前にも述べたことあるが、「聴牌効率打法」はあまりにも不完全で実戦向きじゃない。麻雀てもんは、和了ることが目的であって聴牌することが目的じゃないんだ。このケースでは3筒切りでも安定度はまだ高い方だが、そうじゃないケースは山ほどある。但し、終盤間近の場合は別で、聴牌効率が重視されます。
 「嵌5筒・嵌6索でも堂々と立直するんだ!!」て方はかまいません。そういう奴は嫌いじゃないし。「棒聴即リー全ツッパ」は、面子によってはかなり有効的です。守備型中級レベルなんかにゃかなりショックを与えれます(CASE2で、2・6筒シャンポン立直なんかで降ろされた日にゃ・・・)。

 
 最初のテーマ『流れの有無』について。それはどちらを支持するにせよ、悪魔の証明に他なりません。私見として述べるなら「ない!」。でも「宇宙人は存在しない」ことを証明することが出来ないのと一緒で、それを明らかにする方法は見当たりません。しかし確率論が存在することは疑いようがない。『確率論の存在=流れ論の不存在』が認められない限り、議論は平行線のままでしょう。だからといって「聴牌効率打法」を支持するものでもございません。




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名言


1:Ⅰ「ワシの波動球は百八式まであるぞ!」

2:S「坊やだからさ」

3:H「ダイブ!!」

4:F「私の戦闘力は530000です」

5:H「まだやるかい?」

6:A「あきらめたらそこで試合終了だよ」

7:T「こんな足になった僕を・・・父さんは見ようともしないんだ・・・」

8:D「お前は今まで食ったパンの枚数を覚えているのか?」

9:M「さて、クイズの時間です。問われているのは仲間との信頼関係。」

10:M「あなたが神か?」

11:Z 「やらせはせん!やらせはせんぞ!」

12:R「宴だ!」

13:Z「ちくしょ~、死ぬとこだ!」
  R「ええ・・死ぬはずよ・・・」

14:ギョーンギョーン

15:N「さよう」

16:N「弥子よ。お前の日付はいつになったら変わるんだ。」

17:T「金は命より重い・・・」

18:黒「ざわざわ・・・」

19:T「そうです、そこに悪意はないのです。だから差別はなくしがたい!」

20:T1「お前らに子供の欲しい気持ちが分かってたまるか・・・自分に子供を作る能力がないと分かったとき、それはそれは落ち込んださ・・・だけど不妊治療なんてもんがなけりゃすっぱり諦められたんだ!!」
  T2「不妊治療なんてなければよかった・・・と?」
  T1「違う!!!」

21:K「出来るか出来ないかじゃない。やるんだ。」

22:A「逃げる命を追おうともしないお前は、暴力を犯していないと言えるのか」

23:K「努力が必ず報われるとは限らない。だが、成功した者はすべからく努力している」

24:H「人間が生きものの生き死にを自由にしようなんて、おこがましいとは思わんかね」

25:B「仮病は、この世でいちばん重い病気だよ 」

26:K「不幸でない人間などいない」

27:G「お前の欠けた歯車は、埋まったのか・・・?お前は何かになれたのかい・・・」

28:C「この豚ちゃんはおかいもの。この豚ちゃんはおやつ食べ」

29:U「おう。」(高利貸:電話に出るとき。)

30:S「グチイ・・ヨケス?」





 ああ、今回は別に麻雀関係ないんだ。なんとなくね、なんとなく。単なる自分の趣味なんだが、全部分かる奴いんのかな。


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流れ?

 私は麻雀とは相対的なゲームだと思っている。つまり相手や場況によって打ち方が変わってしまうものと考えている訳だ。
 「ノーマーク爆牌党」(著:片山まさゆき氏)の登場者である茶柱立樹は、絶対的打法こそが最良といった立場をとっていた。片山まさゆき氏と言えば麻雀漫画業界ではかなりの成功者の一人といえるだろうし、麻雀業界そのものでの貢献度も高い。現在でも『おバカミーコ』は、近代麻雀誌上で最人気との評価もあり、その内容も初級者から上級者まで楽しめるものとなっているだろう。

 私が思うに、氏は流れ論者だろう。それは過去の作品からも推察されるし、現在連載中の主人公である波溜も、デジタルだとは言いがたい。氏の作品は過去から現在に至るまでそのほとんどが「デジタル雀士VSそれ以外の雀士」との戦いで、最終的に前者が勝利に終わることはない。前作『牌賊オカルティ』の登場人物 梨積港(生粋のデジタル雀士)でさえも、最終的にはオカルトの存在を認める発言をしている。
 梨積「宇宙の理が私の味方」とまで言っていたのが「この世の中には理よりも強い間違いがあるのかもしれないな…」と変わってしまったのだ。
 『ノーマーク爆牌党』の主人公 鉄壁保は、それとなくではるが「ダンゴ現象」と言う言葉で、麻雀における「流れ」の存在を論理的に説明しようとしている。

  


 勝負事に流れはあるのかもしれないし、ないのかもしれない。


 昨日はとんでもない一日だった。まあ麻雀なんだから、こういう日もあるんだろう。何をやっても裏目るし、勝負手はアガれない。

※CASE1
 南1局 配牌 親 24000点持ち 花なし 
 ドラ花牌
五索六索七索八索二筒三筒四筒五筒六筒七筒八筒中中
もう万全どころではない。まかり間違っても聴牌はすぐにするだろう。で2順目・・・
五索六索七索八索二筒三筒四筒五筒六筒七筒八筒中中 ツモ二筒
いったい何が正解なんだろうな。中 二筒 八索 どれを選んでも間違いじゃないでしょう?これってもうその人の好みだと思うんだが…
 私が選んだのは打8索。とりあえず聴牌は取ったがすぐに中が場に打たれた。「いくら何でも・・・」と思ってしまい見逃す。で次巡ツモ4索…。もう切るしかない。で次のツモは当たり前のように9索。んでその巡目にまたまた場に中が打たれる。
私「・・・ロ・・ロン・・・」
 一体何がしたいんだろうと、自分でも呆れてしまった。これはまかり間違っても自分の雀風ではない。何も決めずに聴牌を取り、たまたま出た牌で和了っただけ。4順目にダマの2000点。。。
 
 一貫性がない!勝てる訳がない!!
 そもそも、こう精神的に揺さぶられてしまうまでの過程があるわけで…

※CASE2
 東3局 7巡目くらいで立直 子 花2枚
 ドラ 中  
一索二索三索四索五索六索七索一筒二筒三筒中中中
 →初心者さんのフリテンロン→チョンボで罰符のみの収入

※CASE3
 東2局 親立直
二筒二筒三筒三筒四筒四筒五筒赤五筒赤三索四索五索赤六索七索
 →初心者さんの3副露 4000点の間5筒に負け(最後のポンは立直後ね…て言うかポンしなくね?対子落しで回んのが普通じゃね?全ツッパって・・・ナメてんの?

※CASE4
 親9巡目 花2枚 ドラ5筒 ダマ聴
 (ちょっと捨牌が派手だし、初心者さんは聴牌に気付いてない。)
 (もう一人の奴は気付いてる様子。)
一筒一筒三筒四筒五筒赤六筒六筒七筒七筒八筒八筒九筒九筒
 →初心者さんに打2・3・4・5・7筒と通されて、私が対々の満貫に放銃。

※CASE5
一筒二筒三筒四筒五筒五筒赤六筒七筒八筒一索二索三索四索 ツモ四索 打五筒
 →初心者さんに放銃。(この時の初心者の捨牌に2・8筒あり。手出しの8筒切りだったんだが、切るのに1分くらいかかる。ちなみに普段から遅い。)
 初心者手牌
三筒三筒三筒四筒四筒四筒五筒五筒赤六筒六筒七筒八筒九筒
 山が崩れてから気付いたよ…。2筒のフリ聴にパッと見で分からなかった。
私「さっきの何待ちでした?」
初「忘れたシャンポン待ちだった。」
「・・・」

 それ以外にもオーラス2着と27000点差の60000点くらい持ちトップ目。どんな形か忘れたけど役無し両面でドラ4立直。跳満打っても大丈夫とか思ってたら2着目が追っかけ立直。その宣言牌(中)をなんと初心者が「一発消しのカン!!」回ってきた牌は2筒は・・・。
 もう分かるよな。いや、想像より一つ上かも。結果はミラクルダブロン+裏チップ2枚。二人立直に面前崩して大明カンて・・・(ネタみたいな本当の話)

 ほかにもイラッとさせられることはチョクチョクあった訳だが、ほんの数時間の間でこう何度も理不尽な事が起きれば精神的にも滅入る。そうすれば冷静な判断も欠いてしまうのは当然の出来事なのかな?

 私は冒頭の2000点をアガった半荘でラストのコールをかける。負けてるからという理由で冷静な判断も出来ないまま惰性で打つことは、麻雀を糧に生きていく者にとっての一番のタブー。


 ある程度麻雀に自信のある人間は、勝っている時は自分の実力だと思ってんじゃないのかな。そもそもデジタルシンキングなんて麻雀の基本。それでも意見の分かれる「何切る?」問題は散見される。そういった問題でも、明らかな不正答をしない限り、その解答は間違いではないと思うぞ。大切なのは、次にその問題に出会った時に同じ解答が得られるかだ。自分のフォームが決まってれば良いんじゃないかな。流れ云々を語る前に、目の前にある情報を基に正確かつ、自分のスタイルで打ち切ることが重要だと、私は考える。
※CASE6
 7巡目くらい 配原 花1 ドラ三筒
二索二索三索六索七索八索三筒五筒六筒六筒七筒七筒八筒 ツモ 六索 打 三筒
 聴牌効率を考えたら3索切りが正解になるんだろう。でもこんな形なら毎回こう打つんだよ、俺は。こう切ったほうが聴牌形に迷いがないし、立直しやすいし、アガりやすいと思うぞ。

~~~~~~~~~~~~~~~
初「お兄さん今日はツイてなかったね。そういう流れだったんだよ。」
私「・・・かもしれないですね。。。」
~~~~~~~~~~~~~~~


 「流れ」という言葉は負けた時の言い訳にはちょうど良いな。

 そろそろこの街で住む所でも探そっかな。


 私の人生 悪い流れのまま、一体いつまで続くんだろう。



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三人打ち麻雀とは。 ~聴牌効率打法の罠~

 およそ麻雀とは日本国内津々浦々、世界レベルで考えたとしても、様々なルールの下で行われている。特に三人打ち麻雀については、どうも日本固有のルールのようだ。
 四人打ち麻雀との大きな違いといえば萬子の二~八が抜かれること。チーがないこと。あと一般的にはドラがたくさんあることではないだろうか。抜きドラが採用されていることが多いので、王牌のドラをめくる場所も違うことも多い。
 関東では萬子の一と九(五萬を抜くこともある)、あと北を抜きドラにするのがメインなのかな?点数も一般的なものと違って、一翻を一点として計算し、一点幾らかのレートでやっていると聞いたことがある。実際にそのルールでやったこともある。
 西日本では萬子は抜きドラにはしないのが主流。北については抜きドラとして扱うかどうかは、半々くらいになるのかな。その代わり北が抜きドラにならない場合、花牌が入ることが多い。あと完先・振聴なしも結構多いと思うが、私は個人的には嫌いなので、アリアリの三人打ちルールを採用している店を主戦場としている。

 両方ともやったことのある人間であれば分かるだろうが、両者は違うゲームと考えて良い。4人打ち麻雀が如何に強かろうとも、3人打ち麻雀が強いとは限らない。むしろ弱いケースが目立つ気がするのは気のせいなのかな?
 そして多くの人がこう考えていると思う。
「三人打ち麻雀は一人にアガリが偏る。」「運が偏る。」「ドラが多くて運の比率が高い。」と・・・。これは私にとっては大いに結構なことだ☆

 これはあくまで私の個人的な見解なので、別に参考にして頂かなくて結構だが、「三人打ちの方が比較的勝ちやすい。」ということ。
 まず第一に「三人打ち麻雀は一人にアガリが偏る。」は当然のことだ。だって3人しかいないんだから。一人が立て続けに3回アガる確率は、理論上三人打ち27分の1、四人打ちで64分の1になる。その出現頻度は三人打ちが2倍以上。偏って見えるのは当然なのです。
 次に留意すべきは、対戦相手が二人だけしか居ないというのもやりやすい。また牌が少ないのも良い傾向。読みがかなり楽になる。
 そして最大の要素は、三人打ちはルールが混沌としていて統一されておらず、そもそも戦術が全く検証されていない。これが私が考える「勝ちやすい」とされる最大の根拠!
 まあ細かいことはまた次の機会に書くとしよう。


 今回は私の独自のセオリーをちょっと例を挙げてみよう。これはデジタル思考(聴牌効率打法)の最大の欠点とも言うべきところです。

  ※CASE1(場況は考えない。ドラは字牌)
二筒三筒三筒四筒七筒七筒八筒二索三索四索五索六索七索 ツモ八索
  これってデジタルに考えれば8筒切りが正解なんですよね。確かに聴牌効率が一番良い。1・2・3・4・5・7筒と1~9索の15種47枚で聴牌になる。
 皆さんもこうやって打つのだろうか?

 私は断然三筒切り!!!

 「聴牌効率打法=デジタル打法」と考えて良いのかどうか知らないが、そもそも「聴牌効率打法」には欠点がある。麻雀は如何に速く聴牌するかを競うものではなく、如何に速く和了れるかを競うゲームです。

 CASE1で仮に8筒を切った場合
二筒三筒三筒四筒七筒七筒二索三索四索五索六索七索八索
です。ここから3筒・2・5・8索を引いた場合、果たして聴牌を取るの?まあ2・5・8索はまだ良い。でも立直は出来ないでしょう。手変わりが6種類あるから。
 これほどの手で、たとえシャンポン待ち黙聴でアガリを拾えたとしても、そんなもの得点と言うよりも失点でしかない
 CASE1で仮に3筒を切った場合
二筒三筒四筒七筒七筒八筒二索三索四索五索六索七索八索
 この形から聴牌すれば、ほとんど立直が打てます。と言うより、8筒ツモは聴牌取りませんが・・・


※比べてみよう!!
立直について
 8筒切 15種47枚(うち4種11枚は即リー不可:77%即リー)  
 3筒切 13種42枚(うち1種 3枚は即リー不可:93%即リー)
聴牌時の3面待ち比率
 8筒切 5種16枚(聴牌時34%)
 3筒切 7種24枚(聴牌時62%)
聴牌時の残りアガリ枚数
         8筒切  3筒切
  11枚待ち  0%   4%  
  10枚待ち 30%  33%
   9枚待ち  4%  19%
   8枚待ち  0%  21%  
   7枚待ち 42%  14%
   4枚待ち 19%   7%
   3枚待ち  4%   0%
 もう何が言いたいか分かりますよね。聴牌効率だけ考えれば8筒切りが有効的だが、アガリへの道筋は3筒切りのほうが上なのです。8枚待ち以上の割合は、3筒切りが実に2倍以上もお得。
 敢えて言うなら巡目が深い、或いは筒子の下にドラがある時は、8筒切りが良いかもしれない。しかしながら普段は、聴牌効率11%ダウンを鑑みても3筒切りの方が優勢です。


 ※CASE2
一筒二筒二筒三筒三筒四筒七筒八筒二索三索四索七索八索 ツモ二索

これは有名どころですね。4索→3索と外して行きまっしょい!!




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信号

 まだ私が社会人一年生くらいの、ちょっと昔のお話。

 彼はSさんといい、私より二回りくらい年上の男性で、誰からも好かれるような人の好いタクシーの運転手だ。当時の行きつけの雀荘の一つで週に2回くらい来ては、勝っても負けても、いつも楽しそうに打つその姿は微笑ましくさえあった。
 

 いつの頃からかSさんはパッタリと姿を現さなくなった。別に雀荘でそういう出来事は珍しいことでもない。「最近○○さん見なくなったね」。こんな会話は、フリー雀荘に足しげく通ったことのある人間であれば、誰でも耳にしたことのある言葉だと思う。
 その店のマスターの話では、母親が病気で入院、奥さんとは離婚調停中だったとは聞いてはいた。しかし私自身その姿を見るわけでもないし、常日頃から付き合いのある訳でもなく、麻雀店だけで顔をつき合わす程度の間柄。「大変なんだな・・・」くらいの感覚しかなく、それ以上の感情も持つこともなかった。


 一年くらい経過したであろうか。ある夜のことの出来事。
 
 週末深夜1時過ぎ、屈託のない変わらぬ笑顔で「久しぶり~」などと言いながら、Sさんがブラリと店に顔を出した。後々に気付かされた事ではあったが、その風貌は若干変わっていて、酒が入っているのかどうかは知らないが顔は赤く、体系も明らかに痩せていた。
 店内の人間は、Sさんの風評を少なからず知っていたかもしれないが、皆、温かい笑顔で迎えることが出来たと思う。

 週末ということと時間帯も重なり、店内は満卓。私はちょうどその時、20,000Gくらいのプラスだし、翌日は昼から出勤ということもあったので、ラス半を掛けて彼に席を譲ってあげることにした。ただこのまま帰るのもつまらない気がしてので、ちょっとだけ見学して帰ることにする。
 Sさんの麻雀を後ろから見るのは初めてではない。当時の私の印象としては、押し引きのバランスは悪いが、捌きはしっかりしてる。「放銃しないこと=麻雀が上手い」と思ってる守備重視のタイプではあるが、信頼できる打ち手の一人だった。

 Sさん手牌 ラス前  親  ドラ・花なし
一筒二筒三筒五筒六筒一索二索三索四索五索七索八索九索 ツモ三索
 S氏は親。数巡前に子方の立直が入っており、場は終盤に差し掛かったぐらい。5筒も6筒も危険なのにも関わらず、打6筒としてこんな形にした。
一筒二筒三筒五筒一索二索三索三索四索五索七索八索九索

 ・・・ちょっと首を一ひねりしてしまう。現物1索か、スジの3索ツモ切りで良いのでは?次巡5索をツモり打5筒とし、あえなく子方の立直の御用となっていた。

 おかしい。Sさんの麻雀はもっと繊細だった。ある意味で臆病なくらいだったはず。私はその半荘だけを見て、雀荘を後にすることにした。
 

 3ヶ月くらいに後、TVでSさん餓死のニュースを聞く。はっきり言ってにわかには信じがたい、衝撃のニュースだった。一人で部屋に居るところを母親が発見したそうだ・・・。

 彼は何をどう思い詰めていたのか分からない。通常の精神状態で餓死なんか出来る筈もない。
 あの日の彼は拙攻ままならず、負けが込んでいったと聞いた。最後の半荘は店に5,000Gのアウトで卓を洗い、所在無くマスターと雑談したり、雑誌とか読んでいたそうだ。
 今から思えばおかしくなってたのは麻雀だけではない。タクシーの運転手が週末の深夜などに、顔を赤くして雀荘に来れるはずもないし、事実、以前にそんなことは無かった。いつもと違う思考、いつもと違う所作、彼は何かしらの信号を発し続けていた。
 彼はあの時、最後まで人懐っこい笑顔を絶やさなかったのだろうか・・・。

 人間誰しも浮き沈みはある。それに、小さな穴ぼこに落ちてしまうこともある。ただ、穴ぼこくらいなら誰かが手を差し伸べれば、直ぐに這い出ることも出来るかもしれない。

 あの夜、私はSさんのその信号に気付いていれば、手を差し伸べることが出来たであろうか?否、少なからずいつもと違う様子には気付いていたはずだ。まさか、そこまで思い詰めていたとは気付くべくも無いが、何かしら言葉をかけることはできた。確かに雀荘とは、そういう場所ではないかもしれない。でも、Sさんは確実にいつもと違う信号を発し続けていたのだ・・・。
 私は目をつむっていただけ。今も、そうなのかもしれない。

~~~~~~~~~~~~~~~~
 S「ロン!!ザンニ!!」
 私「はいはい、ザンニね。」と4000点を支払う私。
 S「ちょっと足りないよ!四暗刻単騎でザンニってのは32000点!!」
 客「なんだそりゃ!(笑)」
 私「はは・・・(苦笑い)」
 S「わ~はっはっは~!!(大笑)」

~~~~~~~~~~~~~~~~
そんなやり取りが許されたのも、Sさんの人柄あってゆえのこと。

 もう10年位前のお話。

 
 今夜も一人、無力感に苛まされる。



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乱心

 今回は皆さんに、とてもファンタジックでエキセントリック、かつエキサイティングなギャグ漫画を紹介しよう。それは日本文芸社が毎週金曜日に発行している週間漫画ゴラクにて連載中の麻雀ギャグ漫画…
  そう『天牌』だ。

 本ブログにて取り上げるのは二回目(→)だが、特に先週今週と『天牌』の出来は一言に尽きる。「深い」のだ。

 そのセンスたるや、ギャグ漫画の最高峰と名高い「稲中卓球部」に逼迫してきていると言う風評さえあり、多くの衆目を集めてきている。
 かく言う私も、その深いギャグセンスには一目置いており、コンビニにての一度目の立ち読みで爆笑し、二度目の立ち読みで深く考えさせられ、三度目の立ち読みで奮え、四度目の立ち読みで…泣いた。。。
 今まで多くの名言を残してきた本作品ではあるが(10/15参照)、今回のキーワードは「乱心」
 かつては多くの文豪たちが使ってきた単語ではあるが、現在では日常会話はもとより、活字の世界からも忽然と姿を消した「乱心」。よもやここで新たな息吹を吹き込まれるとは思いもよらなかった。

 しかも今回は使い方が凄まじい!!作中では、巻末のエンドロールみたいなところで「八角、乱心…!?」と表記されている。違う!!読んでもらえば分かって頂けると思うが、本来であれば「八角、乱心!!!」(意味:八角さんがご乱心あそばされた!!!)、もしくは一捻りさせて「八角、乱心…?」(意味:八角さん、ご乱心あそばされてるの?)と使われるべき。そこをあえて「八角、乱心…!?」(意味:八角さん、正気!?)にしたのだ!

 この意味合いは深い。。。何故なら前回の八角の行為(自軍の牌勢を変えるために先週の八角さんは牌を食べることで一つ少なくし、新しい牌に交換させることに成功する。)には、作者は「苦渋のアヤ付け」と位置付けし、今回の南ポンしただけの八角には「乱心」と言うキーワードを採用する。実際には、七対子の聴牌を崩し、二向聴に戻したとは言え(まあ一般常識に当てはめれば十分乱心レベル)、明らかに先週の牌を食った八角の行為のほうが「乱心」ではないか!!!

 (注釈)が多いのでちょっと整理してみよう。
 先週の明らかに狂った八角の行為よりも劣る今週の八角の南ポンと言う行為に対し、活字の世界でさえ使用されなくなった「乱心」と言うキーワードを復活させ、これに当てはめ、どんどん狂ってきている八角に対し「八角、乱心・・・!?」と、エクスクラメーションマークとクエスチョンマークの同時使用(感嘆疑問符)を採用した・・・。
 もはや完璧だ。非の打ち所がない。
 今週号、電脳超新星 北岡の発言「俺もとんでもない対局に巻き込まれちまったな。伊藤ちゃんは半分狂っちまうし、負けたら右手の腱を切れとか言う奴もいるし、挙句牌を食っちまうおっちゃんまでいるし。」このツッコミどころ満載(伊藤は半分かもしれないが、八角さんはほぼ狂ってる。あと対局前にコイツがやった「方違えのジョギング」とやらも十分乱心レベル。)のセリフが霞んでしまったのだ。

 コンビニで四度目の立ち読みをしている私は『天牌』の作者に対し、目に涙を浮かべながら「この天才め・・・」と、畏敬の念をこめて呟くしかなかった。

 もう疑いようがない。
 本作品のギャグセンスは「稲中」と肩を並べたか、もしくは抜いたかだ・・・。


※今週号の八角。乱心の南ポン。牌姿。ドラはない。
三萬三萬五萬五萬三筒三筒五筒七筒七筒五索五索南南

※来週の『天牌』展開予想。
 牌を食べると言う余計なことをやった八角だが、やっぱりちょっと後悔し、お腹が痛くなるのが嫌なので、早く病院に行きたくて「乱心ポン」。周りの人に止めてもらいたくて「乱心ポン」。気鋭の青虎 山田あたりが「八角さん、疲れてるみたいだね(山田の心の声:乱心?)。牌なんか食べちゃったし、病院(山田の心の声:外科→精神内科)に行ったほうが良いよ。」と言い、そのまま病院送り。
 一方、本作品主人公である王者の才 沖本瞬は、大阪の「通天閣倶楽部」の親っさんの紹介で、天満の雀荘「ステップ」の店主 牌のマジシャンこと 鳴海弘富 と壮絶な死闘を繰り広げることになる。牌のマジシャン 鳴海は牌を出したり隠したり、又は5枚目の三萬でアガったりするので非常に厄介。(得意技:牌が…、でっかくなっちゃった☆)


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ツモり直し

 昨日は本屋にぶらっと寄ってみた。お目当ては「近代麻雀」。実際の麻雀に何か役に立つとは思い難いが、牌姿を多く記憶させるにはちょうど良い媒体。実戦でお目にかかれる牌姿、記憶に残る牌姿ってのはやはり少ないものである。ということは、少なからず役には立っているのだろう。
 書店でお目当ての雑誌を手に取り、他の本を何気なしに見ていた。

「キャー!!!キャー!!!」「お母さ~ん!!」
 子供の金切り声が広い店内に響く。一瞬不快な思いになったのは私だけではないだろう。
「お母さ~ん!!」「お母さ~ん!!」
 迷子なのかな?と思って声のほうをチラッと見てみた。3歳くらいの男の子がヨタヨタと歩いていた。
 最初、母親らしき女性は近くに居るように思えなかったが、その子供はいきなり近くの女性のスカートの裾をつかんだ。どうやら母親と子供は戦争状態にあるようだ。
 私は思うのだが、お出かけ時・外で子供が近くの親に対して大声で泣き喚いたりする行為は、単なるアピールに過ぎないと思っている。本当に泣いてたりしない。その前に家の中でそんなに大きな声で叫んだりしないはずで、単に自分の親に構ってもらいたいだけなのだ。
 ふと、自分の大昔の、子供(多分3~5歳くらいの頃?)の頃の記憶がフラッシュバックした。何故か脳の片隅にあった、同じように本屋で泣き喚いて、邪魔にならないように通路の端っこで喚き疲れて寝てしまった、本当に大昔の記憶。
 気付けば親子はいつの間にか仲直りしていた。子供は甘えた笑顔で、まだ若いお母さんと手をつないで歩いていた。なんだか微笑ましい。最初の不快感が嘘のよう。

 ああ、やっぱりそうだ。子供は構ってもらいたいだけなんだ。

 子供…だけなのかな…。大人になれば大丈夫なのかな…


 その日もいつもの雀荘に足を運んでいた。ヤクザ風の男と昼一から来るいつものお爺と卓を囲んでいると、こんな一向聴になった。
 東1局 親 4巡目 配給原点 花0枚
 ドラ 發
三筒四筒四筒五筒赤二索三索四索七索八索八索九索中中

 万全の体勢。おそらくすぐ聴牌するだろうし、アガれもするだろう。次の巡目ですぐに聴牌する。
三筒四筒四筒五筒赤二索三索四索七索八索八索九索中中 ツモ中

 「アレレ?」と思いながらも打4筒。すると次巡すぐにツモ8索と来た。
三筒四筒五筒赤二索三索四索七索八索八索九索中中中 ツモ八索
 ツモ・中・赤1。親で2000オール。(三人打ちハウスルール。符計算はない。本来は2600オール。またこれもハウスルールで、ツモった場合の収入は4000点しかない。一人分損する。)
 別にこのままアガっても良いと思う。否定はしない。ただ私は、捨牌上段(6巡以内)でこんなケースならアガることはない。9索切って「立直」といった。
 東1局 親 6巡目 配給原点 花0枚
 ドラ 發
三筒四筒五筒赤二索三索四索七索八索八索八索中中中

 まずは花を1枚引いて、王牌から一発で7索を引き上がり、裏ドラ4索。立直・一発・ツモ・中・赤・裏ドラ・花1で、倍満に一本届かずの6000オール。チップ2枚オール(赤は各2枚あるが、祝儀の対象にならない)。

これは単なる好例かもしれない。別に真似しなくても良いが、一度くらいしてみるのも良いですよ。結構病み付きになります。

 今までの成功例をちょっと挙げてみよう。
<例1>
二筒三筒三筒四筒四筒五筒四索四索五索六索七索八索九索 ツモ四索
 <例2>
三筒四筒五筒六筒六筒七筒八筒九筒七索七索中中中 ツモ六筒
 <例3>
一索一索一索二索三索四索五索六索七索八索九索白白 ツモ四索
 <例4>
二筒二筒二筒四筒五筒六筒六筒六筒八索八索九索九索九索 ツモ八索

 別に説明は要らないと思う。<例1>と他の<例>では考え方が若干異なるが「点棒をより多く。チップをより多く。」という点では同じ。出たらアガって良い。私なら出ても捨牌上段はアガらないだろうが、それは好き々だ。
 ただ大事なのは、最初に決めておくこと。「出たらアガる」「コレを引いたら振聴立直」とか。巡目の進行度や状況に応じて、対応・変化させねばならない。


 話を元に戻すが、この日の振聴立直一発ツモに二人の同卓者は気付かない。皆さん自分の牌姿に目一杯で、言われたまま点棒を払ってくれる。もしかしたら「倍満のチップ2枚オール!!」と言っても、気付かないかもしれない。
 「ああ、今日の面子もぬるま湯…。」と心の中で呟く。長丁場でやれば恐らく勝つ。そもそもフリー客で打てる奴なんてほとんど居ない。
 「振聴一発ツモは痛すぎ!」とか「2000オールで勘弁しといてくれ~」とか、本当は言って欲しいだけどな…


 「嗚呼、そうか。私も本当は構って欲しいだけなんだな…」と、気付いてしまった。

 未だ慣れ親しまぬ街。未だ慣れ親しまぬ店。
 戻れぬ過去。戻れぬ自分の家。ツモり直しはもう出来ないんだ。
 今回19,000Gの勝利でも、一人ぼっちのカタルシス。。。


 一人の夜はまだまだ続きそうだ。

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genre : ギャンブル

世界観

 今日は気分が良い。何か特別なことがあった訳でもないが、何故か気分が良い。今朝はネットカフェで早くから起きて、新聞読んでコーヒーすすったところ。

 昨晩 麻雀漫画を読んだ。昔から麻雀漫画はよく読む。麻雀を始めた当初は色々と研究の対象としたものだが、最近では全くと言ってよいほど参考にしていない。ただストーリーを楽しむことにしている。
  「天牌」と言う漫画がある。はっきり言ってものすごい世界観の中で描かれている。ある意味で劇画麻雀の最高傑作だ…。名言もあちらこちらで飛び出すぞ!
 筆者の心に残ったものを簡単にピックアップしてみよう☆

  ※CASE1
  麻雀職人「黒澤」 氷の貴公子「三國」 元裏プロ界帝王「入星」 忘郷の
  一匹狼「遼」の対局
   黒「三國さんとやらが言いたいのはなぁ次にツモってくる北を
     無駄にするなってことだ。みすみすのテンパイを逃し逆放
     銃、よっぽど隆のほうが腕は上だぜ」
   遼「次に北をツモってくるなんて結果論じゃないですか! 」
   黒「お前にとっては結果論でも少なくとも俺達3人には共通
     の見解だ」
   入「そこに北はいるんだよ」
   三「俺達はその場所に北が存在する為に摸打を繰り返して
     るんだ。」
   黒「せっかく3人で作り上げた麻雀の血流が血栓よろしく、
     坊や1人で止まってることを自覚しな」

 何言ってんだろう?遼以外の3人は何かの能力者なのか?腕とか伸びたりすんのかな?「ゴムゴムの立直!」とか出来たり…

  ※CASE2
  電脳超新星「北岡」の名言(兄はオックスフォードとハーバード。
  IQはそれより上らしい)
    「食い流れた牌は要注意ってね。麻雀の基本だよね」
 本当に``電脳超新星’’なのか…。それとも俺が知らない基本?

  ※CASE3
  王者の才「沖本瞬」の名言(ちなみに主人公)
    「俺の魂 牌に乗り移れ!」
 どう言ったら良いのか…他の方に迷惑です。

  ※CASE4
  孤高の狼「黒澤」が四暗刻単騎をロンした時
    「ロン。頭が暗刻になってちょっと高くなっちまった。」
 実際に雀荘で言ったらどうなるんだろう…
 ボコ!!ドカ!!「※ぁ△y■w□!」こんな感じ?  

  ※CASE5
  王者の才「沖本瞬」の名言。どうやら赤5索引いて、立直一発ツモ
  の予言らしい。
    「すぐに2ファン高くなる予感がしますから。」
 コイツはの使い手だ、間違いない。しかも特殊系でプロハンタークラス。

  ※CASE6  麻雀職人「黒澤」が、下家の面前大三元察知し、チー
          で白を食い流した時の完全頭脳「伊藤」の思い。
    「この人の麻雀の引出しって、いったい幾つあるんだろう。」
 多分108式ある。


 もうキリがない。笑えるものだけでも枚挙に暇がない。
 でも麻雀初心者はフリーに行く際には参考にしないように。「御無礼。ロンです」とかは口が裂けても言わないようにしよう。

 そもそもほとんどの麻雀漫画は「流れ論」の世界観で描かれている。別に否定はしない。自分も100%デジタルで打っているかと言われればそうでもない。どうしても精神的に弱気になってしまいミスることもあるし、変な感覚に捉われることもある。

 昨日の出来事だ。
私の手牌がこう

 南2局0本場 10巡目くらい 親 11000点持ち 花2枚
 ドラ西
二索三索四索五索赤六索西西  中横中中  三索横三索三索

 もう全ツッパの予定。不安要素は南家が親の私だけをマークし、西家の筒子の染めに気付いていなさそうなこと。字牌はほぼ出切ってるから清一までありそう。
 その南家が3筒を切る。私は「もうちょっと用心して切れ!」と心で呟く。西家は無反応で安牌をツモ切り。そして私はツモ牌を力強く盲牌するが、残念なことに筒子、9筒をツモ切る。
 西家「ロン!!跳満!!」
二筒二筒三筒三筒四筒四筒五筒五筒六筒六筒六筒七筒八筒

私は「あ~立直されてなくて良かった。」と頭の中で嘯いた。

 倒された手を見て「・・・」となった。「南家の3筒は…?」
 とにかく言われた通り点棒を払おうとするが1000点足らず。西家は浮きの2着。
西家「2・5・6筒なら倍満だったのに。」
私「…(いや、だから南家の3筒は…?それでトップ直撃倍満じゃん。て言うか立直しない?危険牌でも掴まされてたらまわる気だったの?)
私「立直されてても絶対切ってましたよ…」
と皮肉るしかなかった。立直してくれてたらチョンボだったのに。。。

 私はこの時「こういう日は駄目だ、ツイてない。用心して早々に切り上げよう。」と思っていたが、結果は24,000Gの勝ちで終わることが出来た。

 後から思えば終始冷静だった。勝負手で放銃に回ったとしても、ちゃんと状況分析ができてたのである。理不尽な放銃に気が滅入り、変な世界観に捉われてお客さんを逃がしてしまうところだったのだ。長丁場になれば負けるはずがないのに。

 天牌の名言じゃないけれど「揺れない心」てのは大切だ。麻雀だけに関わらず…。


 今の自分と過去の自分にそう言い聞かす、今日この頃の出来事。


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初めまして

 初めまして。素浪人です。
私は、とある地方の麻雀打ち。三人打ちフリーが主な居場所である。
と言うのも、自分の家はここから車で5時間以上もかかる。ここら辺に来てもう2~3ヶ月経過するが、特に居場所もない。だからと言って地元に帰れるわけでもない。でも何故か、自宅の賃貸契約はそのままだ。。
 麻雀を打ってない時は、寝てるか街中をフラフラしてるか。眠たくなれば車で寝るか、ネットカフェかサウナで惰眠を貪る。洗濯物が溜まればコインランドリーにも行く。

 正直、どうしようもない生活を送っていると、自分でも思う。

 ここに至るまでに紆余曲折があったわけだが、過去を振り返っても仕方ないし、今更どうにもならないこともある。
後悔していないと言えば嘘になるだろう。その前に、全てを諦めるにはまだまだ若すぎる。投げ出す前にやらないといけないこともある訳で…
 今じゃ目標も出来た!!お金にもさほど困っているわけでもない。前向きに考えることで、色々と先が開けてきた!!何とかなる、否、何とかする気がわいてきた!!
「頑張ろう!」「頑張ろう!」


 今夜はあまり眠れなかった。そう言えば昨日もあまり眠れなかった気がする


 昨日は行きつけの雀荘に朝から赴いた。その前日からの宵越し客も居らず、メンバーは手持ち無沙汰でブラブラしている。眠そうな顔をしていたが、最初 無駄話をし、お客も来そうにないのでメンバー2入りで始めることにした。


東2局0本場 六巡目くらい 西家 持ち点 配原  花牌1枚
ドラ三筒
二筒二筒二筒三筒四筒四筒六筒六筒五索赤六索八索八索八索  ツモ六索

南2局0本場 七巡目くらい 西家 持ち点13000点  花牌1枚
ドラ五索
一筒一筒一筒一筒三筒二索二索三索三索四索五索七索八索  ツモ九索


 何だかな~て感じ。どれもこれも正着打なんてあってないようなもんだね。ちなみに私のこの日の判断は、上は四暗刻があるとは言え6索ツモ切り。下は聴牌取らずの1筒の1枚外し。やもすれば、日によっては違う牌を切ってしまうかもしれない。
気の合うメンバー2入りの緩みか、「何か性格判断が出来そうな牌姿だな~。」と呟いてしまった。
 そうこうする内にいつものオジイと、パチンコで良い台が取れなかったのか、夜しか来ないギャンブラー気取りの若者が現れた。


正直この日は不調だった。大体7割くらいの勝率で今まで来ているのだが、この日は迷う手が多い。立直や鳴きのない局面であれば、ほとんどの場合ノンストップで捨て牌動作が出来るのに、どうも所々で手が止まってしまう。カン材が有るのにカン出来ない手牌や、立直好きの私が素直にそう出来ない局面。。。
 正着が分からない。判断が鈍い。(ちなみに上の手牌で9巡目くらいに4筒のポン聴を入れてしまう始末…)

この日はマイナス11,000Gで予定よりも早く、逃げるように退店することした。



 思えばいつも逃げてきた気がする。この日の麻雀の調子と今までの人生の経過を比べるのは違う気もするが、帰りの車の中でつまらないことを考えてしまった。
 もう後戻りは出来ないし、する気もない。前向きに行こう、前向きに。


いつかゆっくり寝れる日を取り戻そう。


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