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流れ?

 私は麻雀とは相対的なゲームだと思っている。つまり相手や場況によって打ち方が変わってしまうものと考えている訳だ。
 「ノーマーク爆牌党」(著:片山まさゆき氏)の登場者である茶柱立樹は、絶対的打法こそが最良といった立場をとっていた。片山まさゆき氏と言えば麻雀漫画業界ではかなりの成功者の一人といえるだろうし、麻雀業界そのものでの貢献度も高い。現在でも『おバカミーコ』は、近代麻雀誌上で最人気との評価もあり、その内容も初級者から上級者まで楽しめるものとなっているだろう。

 私が思うに、氏は流れ論者だろう。それは過去の作品からも推察されるし、現在連載中の主人公である波溜も、デジタルだとは言いがたい。氏の作品は過去から現在に至るまでそのほとんどが「デジタル雀士VSそれ以外の雀士」との戦いで、最終的に前者が勝利に終わることはない。前作『牌賊オカルティ』の登場人物 梨積港(生粋のデジタル雀士)でさえも、最終的にはオカルトの存在を認める発言をしている。
 梨積「宇宙の理が私の味方」とまで言っていたのが「この世の中には理よりも強い間違いがあるのかもしれないな…」と変わってしまったのだ。
 『ノーマーク爆牌党』の主人公 鉄壁保は、それとなくではるが「ダンゴ現象」と言う言葉で、麻雀における「流れ」の存在を論理的に説明しようとしている。

  


 勝負事に流れはあるのかもしれないし、ないのかもしれない。


 昨日はとんでもない一日だった。まあ麻雀なんだから、こういう日もあるんだろう。何をやっても裏目るし、勝負手はアガれない。

※CASE1
 南1局 配牌 親 24000点持ち 花なし 
 ドラ花牌
五索六索七索八索二筒三筒四筒五筒六筒七筒八筒中中
もう万全どころではない。まかり間違っても聴牌はすぐにするだろう。で2順目・・・
五索六索七索八索二筒三筒四筒五筒六筒七筒八筒中中 ツモ二筒
いったい何が正解なんだろうな。中 二筒 八索 どれを選んでも間違いじゃないでしょう?これってもうその人の好みだと思うんだが…
 私が選んだのは打8索。とりあえず聴牌は取ったがすぐに中が場に打たれた。「いくら何でも・・・」と思ってしまい見逃す。で次巡ツモ4索…。もう切るしかない。で次のツモは当たり前のように9索。んでその巡目にまたまた場に中が打たれる。
私「・・・ロ・・ロン・・・」
 一体何がしたいんだろうと、自分でも呆れてしまった。これはまかり間違っても自分の雀風ではない。何も決めずに聴牌を取り、たまたま出た牌で和了っただけ。4順目にダマの2000点。。。
 
 一貫性がない!勝てる訳がない!!
 そもそも、こう精神的に揺さぶられてしまうまでの過程があるわけで…

※CASE2
 東3局 7巡目くらいで立直 子 花2枚
 ドラ 中  
一索二索三索四索五索六索七索一筒二筒三筒中中中
 →初心者さんのフリテンロン→チョンボで罰符のみの収入

※CASE3
 東2局 親立直
二筒二筒三筒三筒四筒四筒五筒赤五筒赤三索四索五索赤六索七索
 →初心者さんの3副露 4000点の間5筒に負け(最後のポンは立直後ね…て言うかポンしなくね?対子落しで回んのが普通じゃね?全ツッパって・・・ナメてんの?

※CASE4
 親9巡目 花2枚 ドラ5筒 ダマ聴
 (ちょっと捨牌が派手だし、初心者さんは聴牌に気付いてない。)
 (もう一人の奴は気付いてる様子。)
一筒一筒三筒四筒五筒赤六筒六筒七筒七筒八筒八筒九筒九筒
 →初心者さんに打2・3・4・5・7筒と通されて、私が対々の満貫に放銃。

※CASE5
一筒二筒三筒四筒五筒五筒赤六筒七筒八筒一索二索三索四索 ツモ四索 打五筒
 →初心者さんに放銃。(この時の初心者の捨牌に2・8筒あり。手出しの8筒切りだったんだが、切るのに1分くらいかかる。ちなみに普段から遅い。)
 初心者手牌
三筒三筒三筒四筒四筒四筒五筒五筒赤六筒六筒七筒八筒九筒
 山が崩れてから気付いたよ…。2筒のフリ聴にパッと見で分からなかった。
私「さっきの何待ちでした?」
初「忘れたシャンポン待ちだった。」
「・・・」

 それ以外にもオーラス2着と27000点差の60000点くらい持ちトップ目。どんな形か忘れたけど役無し両面でドラ4立直。跳満打っても大丈夫とか思ってたら2着目が追っかけ立直。その宣言牌(中)をなんと初心者が「一発消しのカン!!」回ってきた牌は2筒は・・・。
 もう分かるよな。いや、想像より一つ上かも。結果はミラクルダブロン+裏チップ2枚。二人立直に面前崩して大明カンて・・・(ネタみたいな本当の話)

 ほかにもイラッとさせられることはチョクチョクあった訳だが、ほんの数時間の間でこう何度も理不尽な事が起きれば精神的にも滅入る。そうすれば冷静な判断も欠いてしまうのは当然の出来事なのかな?

 私は冒頭の2000点をアガった半荘でラストのコールをかける。負けてるからという理由で冷静な判断も出来ないまま惰性で打つことは、麻雀を糧に生きていく者にとっての一番のタブー。


 ある程度麻雀に自信のある人間は、勝っている時は自分の実力だと思ってんじゃないのかな。そもそもデジタルシンキングなんて麻雀の基本。それでも意見の分かれる「何切る?」問題は散見される。そういった問題でも、明らかな不正答をしない限り、その解答は間違いではないと思うぞ。大切なのは、次にその問題に出会った時に同じ解答が得られるかだ。自分のフォームが決まってれば良いんじゃないかな。流れ云々を語る前に、目の前にある情報を基に正確かつ、自分のスタイルで打ち切ることが重要だと、私は考える。
※CASE6
 7巡目くらい 配原 花1 ドラ三筒
二索二索三索六索七索八索三筒五筒六筒六筒七筒七筒八筒 ツモ 六索 打 三筒
 聴牌効率を考えたら3索切りが正解になるんだろう。でもこんな形なら毎回こう打つんだよ、俺は。こう切ったほうが聴牌形に迷いがないし、立直しやすいし、アガりやすいと思うぞ。

~~~~~~~~~~~~~~~
初「お兄さん今日はツイてなかったね。そういう流れだったんだよ。」
私「・・・かもしれないですね。。。」
~~~~~~~~~~~~~~~


 「流れ」という言葉は負けた時の言い訳にはちょうど良いな。

 そろそろこの街で住む所でも探そっかな。


 私の人生 悪い流れのまま、一体いつまで続くんだろう。



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